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オメガワールド
2011年、オメガは、グッドプラネット基金およびその創設者であるヤン・アルテュス=ベルトラン氏とパートナーシップを結びました。その1年後、オメガは、海の美しさにスポットライトを当てながら、海の抱える環境危機を浮き彫りにし、その解決策を提案するドキュメンタリー映画『プラネットオーシャン/海の惑星(以下、プラネットオーシャン)』を製作しました。そして現在、志を同じくする2つの組織は、海洋生物多様性を保全し、そこで暮らす人々へ行動を促すことに焦点を絞った2か所でのプロジェクトを共同で展開しています。オメガは、この環境保護団体と手を取り合い、海洋保護への人々の意識を高め、持続可能な発展(サステナビリティ)の促進を支援しています。
「ドキュメンタリー映画『プラネットオーシャン』のために海面の上と下に広がる美を捉えるべく10人の空撮カメラマンと13人の水中カメラマンが世界中に派遣されました。」
地球サミット(リオ+20)でワールドプレミアが行われた映画『プラネットオーシャン』は、20カ国を超える各国の上空及び水中で撮影された感動的な映像によって、地球の表面に広がる海の美しさと共に、私たちがその生存の頼みの綱とする海洋生態系に及ぼしてきた影響がいかに深刻なものであるかを見る人に訴える作品となっています。“責任を共有する”という考え方を伝える『プラネットオーシャン』はまた、海、湖、河川、そしてそこを住処とする生態系の健康状態を改善するために私たちにできることについての解決策を提案しています。ワールドプレミア上映後、オメガは強い影響力を持つ人々とこの映画が物語る海のストーリーを共有するために、数多くの特別イベントや試写会を開催してきました。さらに、ひとりでも多くの方にこの、アワードに輝いた映画を見ていただけるよう、YouTubeのOMEGAチャンネルでも公開してきました。オメガは、世界各地で29を超える『プラネットオーシャン』試写会イベントを主催し、21都市で28回の『プラネットオーシャン』上映会を開催しました。また、世界4か所に設けられた一般向け『プラネットオーシャン』エキシビジョンの訪問者数は25万人以上にも上りました。
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新しくなったコレクションのモダンなデザイン、独創的なディテール、そしてマスター クロノメーター ムーブメントを誇りに、オメガの豊かな遺産である海洋探検活動を今後も続けていきます。
グッドプラネット基金とオメガは、インドネシアの沿岸生態系の回復と保全に取り組むプロジェクトをバホイ村とタナケケ島の2か所で発足させました。「Time for the Planet」と名付けられたこの3年計画のプロジェクトは、当地域の環境保護活動と共同で行われ、インドネシアの傑出した大自然を維持しながら、地域の経済活動を持続できるよう考案されたものです。
これらのプロジェクトは、地球上でも指折りの豊かな生態系が広がる北スラウェシ地区で実施されています。この地の生態系と珊瑚礁が、資源の乱開発による脅威にさらされています。
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Project
バホイ/海洋生態系保護プロジェクト
地域住民自らが管理する海洋保護地域のダイナミックなネットワークの確立
Goal
バホイの地域社会の活性化を目指す
エコツーリズムが健全な経済と健全な環境をもたらします。
Background
地域経済の源、サンゴ礁の危機
適切な資源管理により、地域の持続可能性を維持できます。
People
バホイに住む人々の半数の生活を支える漁業
海洋資源管理の甘さが、地域住民の生活を脅かしています。
Method
海洋保護地域とエコツーリズムが生み出す持続性
地元住民は海洋資源管理についての教育を受けています。
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Project
マングローブ回復の革新的プロジェクト
島のマングローブの70%以上が消失し、生態系の多様性が大きく失われつつあります。
Goal
参加型マングローブ回復プロジェクト
このプロジェクトは生態系の回復を助け、また地元住民にも有益になります。
Background
タナケケ島の水産養殖の危機
地域資源の過度の開発が環境の悪化を招いています。
People
3,300の島民の生活を支える海
海洋資源に依存する地域経済にとって、健全な環境への配慮は極めて重要です。
Method
「Ecological Mangrove Restoration(EMR)」(生態的マングローブ再生術)
100ヘクタールの養殖池がマングローブ林で覆われつつあります。
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